魚を3Dプリンターで印刷、スタートアップが韓国で初めて開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.08 10:03
「2年近くかかって培養魚技術を開発したが、食べ物を商品化した経験がなく市場進出には苦労しました。代替肉市場がどれだけ大きくなるのか、市場ではどんな製品を望むのかわからないためでした」。
京畿道安山(キョンギド・アンサン)にあるバオバブヘルスケアのチョン・ギョンホ副代表は7日、スタートアップの困難をこのように吐露した。この会社は魚類の細胞を培養した後に食用バイオインクを使って3Dプリンターで魚を印刷する技術を韓国で初めて開発した。魚の筋肉組織をはじめ、骨と肉が分かれる魚固有のパターンをうまく再現したのが特徴だ。