韓国人86%「私は乙」…「“親チャンス”や学縁があってこそ成功できる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.01 12:08
社会的に成功するためには学縁や地縁、「親チャンス(親の社会的地位、財産などから利益を得ること)」が必要だという認識がこの4年間で高まったことが分かった。コロナ禍や不動産価格の急騰、既得権層の不正事件などが重なることで現れた変化と分析される。子どもをさらに長い間援助しなければならないという親世代が増え、社会が公正だという認識は低くなった。
中央日報が入手した韓国職業能力研究院の「2022韓国人の職業意識および職業倫理」調査結果によると、国民の85.9%は自分を「乙」と考えた。年が小さいほど、学歴が低いほど自分が乙だという認識が目立った。研究院は4年ごとにこの調査を実施している。今回の調査は10代~60代の国民4501人を対象にした。