「7回目切迫説」の予測もはずれた…忘れられた北核実験の季節(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.27 10:19
2014年4月、韓国国防部と合同参謀本部はパニックになった。北朝鮮の咸鏡北道吉州郡豊渓里(ハムギョンブクド・キルジュグン・プンゲリ)の核実験場の坑道に白い箱が持ち込まれたという情報を入手した。北朝鮮の核実験が迫っているという警報が鳴った。早ければ数日、遅くとも1週間以内に北朝鮮が4回目の核実験を敢行するという予想が出された。国防部と合同参謀本部は対策準備に慌ただしくなった。
しかし再確認の結果、箱は坑道を支える丸太であることがわかった。そして4回目の核実験は2年が過ぎた2016年1月6日に行われた。