経済寒波が襲う韓国、物流ストライキで数兆ウォン被害予想(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.24 07:17
市民の不便も懸念される。この日午前、民主労総の公共運輸労組医療連帯本部ソウル大病院分会(ソウル大病院・ボラメ病院)は必須人材拡充などを要求してゼネストに突入した。ソウル大病院関係者は「労組に医師職がいないため、まだ一部の検査遅延などの問題だけが発生した状況」と説明した。だが、この日オンラインコミュニティには病院のストで手術延期の電話を受けたという投稿が掲載された。また、患者やその保護者は集会・デモでごった返す歩行者用通路で人々の間をかき分けながら病院に入る不便も強いられた。
国民健康保険公団コールセンター労働者で構成された国民健康保険顧客センター支部労組も正規職への転換などを要求してストに出た。健保公団関係者は「顧客センター労組に加入しなかった740人(約46%)を中心に電話応対している」とし「すでに正規職採用時(労組員に)優待事項を適用しているのでMZ世代を中心に公正と常識に反した主張だと考える世論がある」と伝えた。