韓国、IRA・高金利の余波…来年の自動車内需・輸出・生産すべて萎縮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.22 08:36
来年は韓国国内で自動車の販売が減り、自動車企業の輸出と生産も小幅減少するという見方が出ている。電気自動車を中心に生産と輸出は増加傾向を維持してきたが、米国のインフレ抑制法(IRA)と高金利の影響で市場がやや萎縮するという分析だ。
韓国自動車研究院は21日、「2023年自動車産業展望」産業動向報告書で、「来年の世界自動車需要は上半期には振るわないが下半期に反騰する『上低下高』の流れの中で増加するだろう」と明らかにした。今年の自動車グローバル販売は8150万台水準と予想され、来年の販売は少なくとも今年と似た8170万台から最大で4.7%増の8530万台と予想される。金利上昇と景気沈滞で実質的な新規需要は減少するが、車載用半導体供給不足の緩和と待機物量を考慮すると全体の需要は増加するという見通しだ。