韓国ゲーム大手のネクソン、『アベンジャーズ』作ったハリウッド製作会社の最大株主に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.21 11:04
韓国ゲーム大手のネクソンが『アベンジャーズ』シリーズ等を制作したハリウッド製作会社「AGBO」株の49.21%を確保して最大株主になった。ネクソンは今年1月にAGBOに4億ドル(約560億円)を投資して株式38%を取得したことに続き、今年上半期に1億ドルを投資して株式11.21%を追加取得したと20日、明らかにした。AGBOは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』などを演出したルッソ兄弟(アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ)が2017年に米国ロサンゼルス(LA)に創業した製作会社だ。
追加投資はネクソンの「知識財産(IP)の拡張」野望が可視化した投資と評価されている。またネクソン創業者の故金正宙(キム・ジョンジュ)氏の叶わなかった夢「ディズニーと同じくらい愛されるグローバルIP会社」に向かった動きでもある。故金正宙氏は生前「ディズニーは客から絞り取らなくても(客は)快く財布を開くが、ネクソンはまだまだだ」と明らかにしていた。