「金日成バッジ」付けて漂着の遺体、北朝鮮は送還打診に異例の無反応(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.13 13:06
北朝鮮が韓国側に流れてきた北朝鮮住民と推定される遺体の送還手続きに何の回答もせずにいることが明らかになった。この遺体は7月23日に臨津江(イムジンガン)の郡南(クンナム)ダム近くの茂みで発見され、上着に金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)父子のバッジを付けていた。
統一部のイ・ヒョジョン副報道官は11日の会見で、「この日午前9時に南北共同連絡事務所チャンネルを通じ遺体と遺留品を17日に板門店(パンムンジョム)で北朝鮮側に引き渡すという内容を盛り込んだ大韓赤十字社会長名義の通知文を北朝鮮側に伝えようとした。しかし北朝鮮側はまだ通知文受け取りの意思を明らかにしないでいる」と明らかにした。