韓国、消費・投資で持ちこたえた7-9月期0.3%成長…10-12月期がもっと怖い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.28 10:09
今年7-9月期、韓国経済が0.3%成長した。市場展望値(0.1%)は上回ったが、成長率自体では昨年7-9月期(0.2%)以降、最も低い。今後がもっと問題だ。急な利上げの余波で消費萎縮が本格化するところに主要国の景気鈍化で輸出にも赤信号が灯り、10-12月期逆成長の見通しまで出ている。
韓国銀行が27日に発表した今年7-9月期の実質国内総生産(GDP)成長率(前四半期比)は0.3%を記録した。前四半期(0.7%)と比較すると成長速度が鈍化した。1-3月期(0.6%)以降、3四半期連続の0%台成長だ。そのうえ7-9月期の成長を導いたのは民間消費と設備投資などの内需だ。民間消費は4-6月期(2.9%)に続き7-9月期も前四半期比1.9%増えた。設備投資は前四半期比5%増えて4-6月期(0.5%)の増加幅を上回った。反面、純輸出が成長を引き下げた。純輸出(輸出-輸入)の成長寄与度(-1.8%ポイント)で前四半期(1%ポイント)よりもむしろ悪化した。4-6月期(-3.1%)に後退した輸出は7-9月期に1%増加に転じたが、輸入が前四半期比5%増えて輸出の増加効果を相殺した。