「K-POPのDNA」が移植された日本のアイドル…ファンダムも似ていく(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.25 07:44
14~16日、東京有明アリーナで開かれた「KCON2022ジャパン」公演には韓国人メンバーが一人もいない日本グループ4チーム(INI・OCTPATH・JO1・NiziU)が舞台に上がった。日本グループがなぜK-POPコンサートに出演するのか疑問に思うこともあった。だが、彼らの舞台ではK-POP特有のサウンドから群舞など様々な面で「K-POPらしさ」がにじみ出ていた。
このグループの誕生背景には韓国エンターテインメント業界が推進したK-POPシステムのグローバル化・現地化戦略が位置している。9人組ガールズグループNiziUはJYPエンターテインメントが日本で企画したオーディションプログラムを通じてデビューしたチームであり、JO1とINIは韓日共同で制作された『プロデュース101ジャパン』(それぞれシーズン1・2)を経て誕生した。
オーディション番組『プロデュース』シリーズのフォーマットを日本に輸出したCJ ENMは、日本の芸能事務所「吉本興業」と合弁事務所(ラポネエンターテインメント)も設立し、JO1とINIの活動を企画・管理している。『プロデュース101ジャパン』シーズン2で惜しくも脱落した参加者で構成されたOCTPATHなど、別名「派生グループ」まで誕生したことを見れば、CJ ENMのK-POPシステム輸出が少なくない成功を収めたわけだ。