「鉄の女」を夢見たトラス英首相、経済失策・閣僚辞任に結局辞意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.21 11:13
リズ・トラス英首相が20日(現地時間)、結局首相辞任を宣言した。減税案撤回後の暴風から抜け出せなかった状況で、自分が任命した閣僚が相次ぎ辞任したためだ。先月6日に首相に就任したトラス氏は44日ぶりに辞任し、英国史上「最短命首相」という汚名も着せられた。直前の記録は、19世紀の就任119日ぶりに死亡したジョージ・カニング首相だ。
BBCなどによると、トラス首相はこの日午後、ロンドンのダウニング街10番地の首相官邸前で「選挙公約を守ることができず保守党代表の座から退く」として「チャールズ3世国王に辞任すると明らかにした」と話した。また「来週の党代表選挙で後任者が決定されるまで首相職にとどまる」と話した。