【私は告発する】親日・従北批判の無限反復…激しい争いの裏のアイロニー=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.20 10:42
今後も進歩・保守のどちらが執権しようと、韓米同盟と自主国防を強調する政策には大きな変化がないだろう。もちろんディテールの差はあるだろうが、大きな幹は変わらない。したがって消耗的な親日・従北論争はやめて、もう韓国も税金、福祉、教育、移民、社会・文化イシューで支持層を確保する、国民の日常生活に関係する政策で選挙の勝利を目指す国に進まなければいけない。
もう一度いうが、米国の中間選挙や大統領選挙は中国関連の政策やウクライナ戦争をめぐる論争で勝負はつかない。雇用、移民、人種葛藤、銃器制限、妊娠中絶、同性結婚、教育問題などが決める。欧州の選挙もロシア政策が左右するのではない。エネルギー価格上昇、移民問題、気候変動政策などが決める。米国と西欧では外交・安保・国防に対する党派を超越した合意が存在する。その枠組み中で政治指導者と専門家が静かに真摯な議論をする。