【時論】「スポーツ国連総会」を契機に「2036五輪」の準備を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.19 15:54
「スポーツ界の国連総会」と言われる国家オリンピック委員会総連合会(ANOC)総会が18日の執行委員会会議に続き19~20日に本会議がソウルCOEXで開かれる。ANOC総会は国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長をはじめIOCに所属する206カ国のオリンピック委員会(NOC)代表団、ANOC執行部、IOC委員、国際競技連盟(IF)関係者など1000人余りが出席してスポーツに関する懸案を議論する国際スポーツ界最大規模の会議だ。今回の第26回総会は1986年と2006年に続き大韓民国で開催される3回目の総会だ。今回の総会で4年任期のANOC会長と首席副会長、32人の執行委員が選出される。
ソウル市が最近、成人男女1000人を対象に行った世論調査で回答者の72.8%がオリンピック(五輪)再誘致に賛成していることが明らかになった。劉承ミン(ユ・スンミン)IOC委員兼大韓卓球協会長も韓国が1988ソウル五輪と2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪に続いて2036夏季五輪誘致の挑戦に乗り出さなくてはならないと話した。今回のソウル総会を契機に未来における五輪の意味は何か、韓国にとってまたの五輪開催は必要なのか、その場合にはどのような誘致戦略が適切なのかを悩んでみる時だ。