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【コラム】「米国か中国か? 両方とも韓国が必要な状況」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.19 10:07
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「経済優先」の時代があった。だいたい1980年からの約40年間だ。経済学者が「世界化時代」と呼ぶ期間だ。その時期には経済が安全保障より優先だった。

いまは違う。経済優先の時代が過ぎ地政学的対立の時代がきている。米中覇権競争が激しい。ロシアがウクライナを侵攻した。ビジネスリーダーと投資家の前に忘れていた地政学的リスクが暗雲のように広がり始めている。最近ウォール街の必読書である『地政学的アルファ』を書いたクロックタワーグループのマルコ・パピック首席ストラテジストとズームでインタビューした理由だ。

 
パピック氏は「ユーゴで生まれ幼い時に両親と米国に来た」と話した。彼はカナダの名門ブリティッシュコロンビア大学で政治学と歴史を学んだ後、米テキサス大学オースティン校で政治学修士の学位を取得した。現在は同大学の博士課程に入学したが休学状態だ。代わりに研究センターを設立し経済と投資の観点から地政学的な対立を研究した。2019年からクロックタワーグループに招かれ地政学的な対立とマクロ経済などを分析するチームを率いている。

Q:米中覇権競争が盛んだ。最近は米国が中国との対立をあおっているようだ。

A:「間違った話ではない。ペロシ下院議長が台湾を訪問して北京を刺激した。また、米国と台湾の間で公式対話が活発だ。トランプ前大統領が中国と貿易戦争を行いながらもしていなかったことを現在のバイデン政権と民主党がこれ見よがしにしている。われわれはいまマキャベリ的な現実主義国際政治を目撃している」。

Q:マキャベリ的現実主義国際政治とは。どういう意味なのか説明が必要だ。

A:「価値や理念を重視せず自分の利益のためにあらゆる手段を動員するという話だ。最近ワシントンのエリートは本当にはばかることなく飛びついている」。

Q:ワシントンのエリートとはだれで、なぜ猪突的に動いているのか気になる。

A:「米ホワイトハウスと国務省などの政策担当者らと中央情報局(CIA)などの情報責任者らだ。彼らが最近気付いた事実がひとつある。世界秩序がこれ以上『メイド・イン・アメリカ』ではないという点だ」。

Q:どういう意味なのか。

A:「米国と親しい国々も米国の思い通りに動かないという話だ。この前米国がアラブ首長国連邦」(UAE)にステルス戦闘機のF35を販売しながら中国製の5G装備を買わないよう要求した。UAEは『そうすることはできない』として米国の要求を拒否した。こうした事例を最前線で経験したワシントンのエリートが価値や理念よりはマキャベリ的な現実主義国際政治を広げ始めた」。

Q:韓国から見ると米国が主導する対中同盟に参加しようとする国が多いように見えるが。

A:「私が見るには米国はこの6~7年間に他の国々を説得して味方に引き込むのに失敗した。多くの国が中国に対し牽制心理を持っているが、中国との経済的関係は維持したい。米国のエリートが意図的に中国との緊張関係を作って他の国々を味方に引き込もうとしている」。

Q:米国の思い通りになるだろろうか。

A:「中国の応戦にかかっている。北京が米国の刺激に反応して積極的に出てくれば世界はいまとは違う反中連合勢力が登場する。米国のリーダーシップがむしろ強化される。米国の思い通りなる格好だ。習近平国家主席はプーチンのように対応してはならない。戦略的であるべきという話だ。実際に中国は2011~2017年にとても積極的に領土紛争を起こして刺激したが、最近は比較的静かだ。これに対し米国は紛争地域と遠く離れた地理的利点を生かして中国を刺激している」。

Q:プーチンは戦略的でなかったという話なのか。

A:「モスクワはあまりにも戦術的だった(短期的な利益に重点を置いたという意)。あたかも自身を閉じ込めている鳥かごに怒るアングリーバードのようだった。鳥かごの向こう側に本当の敵がいるという事実を知らなかったという話だ。私が見るに中国はロシアよりスマートだ。争いに巻き込まれずにいる」。

Q:米中の間に挟まれている韓国はどうすれば地政学的アルファ、すなわち市場平均を上回る利益を得られるだろうか。

A:「韓国人とソウルの政策担当者らがどう思っているのかわからないが、これまで韓国は米国と中国の間でとてもうまくやってきた。米中対立そのものが韓国には悪くないためだ。もう少し直接的に話せばこれまで韓国は米中対立を利用して利益を大いに得てきた」。

Q:韓国の中では米中のうちどちら側に立つべきかをめぐって論争が激しい。

A:「外から韓国を見る視線は違うかもしれない。私は中国が依然として韓国を必要としていると考える。半導体などで中国の技術はまだ韓国の水準に達していない。そのため軍事的には韓国は米国の同盟なのにとても自由に中国とビジネスをしている。また、最近の米国も韓国をより必要としている。私が韓国のリーダーならば中国と貿易するのに何の負担も感じないだろう。米国が私に中国に半導体を売るなと要求したら、『わかった!』と答えればそれまでだ」。

カン・ナムギュ/国際経済選任記者

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