増える対中貿易赤字…習近平3期目、韓国企業の天気図には「くもり」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.18 08:24
「ゼロコロナ」封鎖後の景気鈍化、不動産市場沈滞、対米関係悪化…。中国の経済的悪材料が積み重なる中で習近平執権3期目を告げる第20回共産党党大会が16~22日に開かれる。長期政権の扉を開けた習近平中国国家主席は成長と分配の並行や科学技術自強のような経済メッセージを出した。だが暗雲が立ち込める韓国企業の対中気象図は当分は霧の中だろうとの見通しが出ている。
内憂外患が重なる韓国企業の経営環境は簡単に回復できずにいる。先月、産業研究院、大韓商工会議所北京事務所、中国韓国商会が中国に進出した韓国企業211社の景況判断指数(BSI)を調査したところ、10-12月期の市況は85、売り上げは95と基準値である100を下回り、4-6月期と7-9月期に続き下落した。これらは現地需要不振(28%)、輸出不振(14.7%)を最も大きな問題に挙げた。