同じ「資源貧国」なのに…エネルギー自給率、韓国12%・日本41%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.18 06:56
ロシアとウクライナの戦争で各国のエネルギー自立の重要性が大きくなる中、韓国の海外資源開発が動力を失ったという指摘が出た。韓国と境遇が似た「資源貧国」である日本が政府次元の資源供給安定性を追求するのと対照的だ。
産業通商資源部が17日に明らかにしたところによると、韓国の石油・ガス資源開発率は2015年の16%から2020年には12%と4分の1ほど減った。資源開発率は国の全エネルギー供給量のうち国内の機関・企業が開発・生産して確保した量の割合を示す。サプライチェーン不安や戦争などで資源危機が発生した時に独自に統制できる「資源自給率」と直結する。
こうした状況が改善される可能性も小さい。今後の資源開発率を推し量る資源探査・生産・開発プロジェクトも2015年の166件から2020年には118件に減少したからだ。特に2020年基準で石油・ガス分野の新規海外資源開発事業は3件にすぎなかった。