IMF「中国の不動産企業45%が負債返せない危機」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.17 09:26
中国の不動産市場に沈滞の警告音が鳴っている。最近国際通貨基金(IMF)が中国の不動産企業の半数近くは金を稼いでも負債(元利金)を返せないほど不良状態に置かれていると分析した。
IMFが16日に発表した世界金融安定報告書によると、資産基準で中国の不動産開発企業の45%が利益で債務をまかなえない可能性が大きいことがわかった。特に企業のうち20%は未分譲マンションなど在庫資産評価額を最近の相場で再調整する場合には破綻する可能性があると警告した。
中国では一般的に不動産開発企業が先に分譲を通じて住宅購入者から分譲代金を先に受け取り、この資金で工事を進める。不動産市場が冷え込むと貸付が難しくなり、分譲代金収入まで急減して不動産開発企業の流動性収縮が深刻化している。