カカオトークのダウンで日常がストップした韓国人、「脱カカオ」の動きも…超連結社会の逆説
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.17 08:13
超連結社会の旗振り役をしてきたカカオトークがダウンした土曜日午後、市民は暮らしのあちこちで当惑と不便さに直面した。カカオによると今年初め基準でカカオトークの韓国内月間アクティブユーザー数は4743万人。カカオペイとカカオバンクの月間使用者数(モバイルインデックス8月末基準)はそれぞれ460万人と1290万人だ。「カカオ大乱」で被害を受けなかった国民はほとんどいないという意味だ。
特に市民の移動権が大きく脅かされた。会社員のキムさん(30)は友人らとの飲み会後に路上で地団駄を踏んだ。キムさんは「ノンヒョン洞で午後9時30分からカカオ運転代行を呼ぼうとしたがアプリが全く作動しなかった。連鎖的に他の運転代行をつかまえるのも難しくなり、結局高い料金を払ってタクシーに乗った」と話した。