ミサイル75発「プーチンの報復」…キーウの「サムスン入居ビル」もやられた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.11 07:15
ウクライナの首都キーウで10日(現地時間)、ミサイル攻撃による連続爆発が発生し、少なくとも11人が死亡、64人以上が負傷したとウクライナ内務省が明らかにした。ロシアのプーチン大統領がクリミア大橋(ケルチ海峡大橋)爆発事故を「ウクライナのテロ行為」と直接批判してから1日後のことだ。外信は同日、西部ルビウ、中部ドニプロなどウクライナ国土の所々で同時多発爆的な発音が聞こえたとし、クリミア半島爆発事故に対するロシアの報復攻撃と推定した。キーウがロシアのミサイル攻撃を受けたのは7月以降70日余りぶりだ。
キーウのビタリ・クリチコ市長はこの日午前8時30分、公式テレグラムアカウントを通じて「首都中心部であるシェフチェンコ地域で数件の爆発があった」と明らかにした。ウクライナのザルジニー総司令官は声明を出し、「出勤時間帯にミサイル75発が発射され、ウクライナの対空網によって41発が撃墜された」と発表した。ニューヨークタイムズ(NYT)は今回の攻撃でサムスン電子が入居しているキーウ中央駅付近の高層ビルも窓が割れるなど破損したと報じた。