【社説】韓日米訓練が極端親日という韓国野党代表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.10 09:09
韓国野党第一党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が7日、韓日米東海(トンヘ、日本名・日本海)連合軍事訓練について「極端な親日行為、極端な親日国防」と発言したのは不適切だった。李代表は最高委員会議で「(日本は)独島(ドクト、日本名・竹島)が自国の領土だと絶えず紛争地域化しようとしているが、日本を引き込んで韓日米合同(連合)軍事訓練をすれば自衛隊を正式軍隊として認めるものと解釈されかねない」とし、このように述べた。
しかし韓日米の東海連合軍事訓練は異例のことではない。捜索救助訓練は2011年から行われ、ミサイル探知・追跡訓練は2016年6月に追加され、文在寅(ムン・ジェイン)政権でも続いた。特に北朝鮮のミサイル危機が高まった2017年7月に韓日米首脳が歴代最高水準の3カ国安保軍事協力強化を約束し、3カ月後に韓日米イージス艦が東海で公開的に作戦をした。このため与党は今回の訓練についても「文在寅政権だった2017年10月23日、当時の宋永武(ソン・ヨンム)国防長官とマティス米国防長官、小野寺五典防衛相がフィリピンのクラークで会って合意した内容に基づいて行われた」(成一鍾議員)という。