「韓日米協力を緊密に」vs「自衛隊参加は国防惨事」…韓国与野党、安保リスク攻防
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.10.08 10:03
野党から「外交惨事」という非難まで浴びた海外訪問の余波で就任後の最低値(24%)となった尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率が反騰した。韓国ギャラップが4-6日に調査して7日に発表した世論調査で、尹大統領の職務遂行に対する肯定的な評価は前週比5ポイント上昇した29%となった。肯定的な評価の理由も「外交」が12%で最も多かった。前週とは違い「外交」がむしろ好材料として作用したのだ。与党内部では「野党の主張とは違い、内容のある訪問結果に世論が共感しているという証拠」という解釈も出ている。
尹大統領も7日朝、前日の岸田文雄首相との25分間の電話会談に最初に言及し、外交成果を知らせた。尹大統領は「北の核・ミサイル挑発に対して韓日米3カ国の緊密な安保協力体系を構築し、断固対応していくという認識で一致した」と述べた。岸田首相が3日、「韓国は国際社会における様々な課題への対応に協力していくべき重要な隣国」と前向きな立場を明らかにしたことに言及しながら、「同じ内容の考えを互いに共有した」と紹介した。