スイス2位の投資銀行クレディスイスに不安…「第2のリーマンブラザーズになるか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.05 11:47
「第2のリーマンブラザーズ」が登場するのだろうか。スイスで2番目に大きい投資銀行であるクレディスイスに対する市場の不安感が大きくなっている。ロイターなど外信が3日に報じたところによると、クレディスイスの5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムが一時3.55%で取引され過去最高に上昇した。1日で1ポイント以上上がった。
CDSは債券の不渡りリスクだけを別に取引する派生商品で、CDSプレミアムは不渡りあるいは破産などにともなう損失を他の投資家が代わりに補償する派生商品の手数料だ。CDSプレミアムの上昇は該当債券を発行した企業の不渡りリスクが大きくなっているという意味だ。先月30日にはクレディスイスの1年満期CDSプレミアムが1日で4ポイント近く急騰し、一時5.5%水準で取引された。
危機感から株価も急落した。3日のクレディスイスの株価はスイス証券市場で取引開始直後に11.5%急落し過去最安値である3.52スイスフランを記録した。幸いその後値下げ幅が減り前日より0.93%安で取引を終えた。