尹大統領、「北朝鮮は決然とした対応に直面するだろう」…韓日米安保室長と電話会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.05 07:32
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は4日、北朝鮮の中距離弾道ミサイル(IRBM)の発射を「無謀な挑発」とし、当局に相応する措置を求めた。尹大統領は同日午前、龍山(ヨンサン)大統領室の出勤途中のぶら下がり取材で「北朝鮮から4000キロ程度飛行する中長距離ミサイルを日本列島の上に発射した」とし、「こうした無謀な核挑発は、軍をはじめ同盟国、国際社会の決然とした対応に直面するだろう」と述べた。
尹大統領はその後、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長の主宰で進められた国家安全保障会議(NSC)常任委員会で、「今回の挑発は国連の普遍的原則と規範に明確に違反したもので、厳正に対応し、米国および国際社会と協力して相応の措置を推進していく」と指示した。常任委の進行中に会議場を訪れた尹大統領は「米国の拡張抑制公約の強化と北朝鮮の核・ミサイルの対応に向けた韓日米安保協力水準を高めていくよう協議してほしい」とも指示したと安保室が伝えた。