韓国、「巨大野党の独走」で政治失踪…外交長官解任建議案を強行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.30 09:04
169議席の共に民主党が力で朴振(パク・ジン)外交部長官解任建議案を単独処理した。政派的利益を前面に出した巨大野党の独走に与党は無力だった。与野党の対立がさらに激化して「政治の失踪」を加速させるという批判が出ている。
与党・国民の力の議員らが反発して本会議場から退場した中、国会は29日午後7時ごろ、朴長官解任建議案を通過させた。在籍議員299人のうち民主党議員166人と基本所得党の龍慧仁(ヨン・ヘイン)議員、無所属の金弘傑(キム・ホンゴル)議員、閔炯培(ミン・ヒョンベ)議員、梁貞淑(ヤン・ジョンスク)議員ら約170人が無記名投票に参加した。賛成168票、反対1票、棄権1票で賛成が過半数となった。国務委員解任建議案が国会本会議を通過したのは憲政史上7回目で、現行の87年憲法体制では3回目だ。