北朝鮮国連大使「米合同訓練、戦争導火線に火つける行為」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.27 09:36
北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使が26日(現地時間)、韓米海軍が北朝鮮の核の脅威に対応して再開した連合海上訓練について「戦争の導火線に火をつける行為」と批判した。
金大使はこの日、米ニューヨークで開催中の国連総会の一般討論演説で「米国はこの時刻にも朝鮮半島周辺で非常に深刻な懸念をもたらす合同海上演習を実施しようとしている」と問題を提起した。続いて「これは明確に朝鮮半島情勢を戦争の接点に向かわせる導火線に火をつける極めて危険な行為だ」と主張した。
金大使は北朝鮮の核兵器開発は米国の脅威のためだという従来の立場を繰り返した。金大使は北朝鮮が戦術核先制使用を公式化した核武力政策を法制化したことに言及した後、「過去30年間、米国の奸悪な敵対政策が今日の現実を作ったということを明確に知るべきだ」と話した。そして「我々に対する米国の敵対政策と軍事的恐喝が加重するほど、これを抑止するための我々の力も強化される」と警告した。