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【噴水台】ドル覇権

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.26 09:02
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「ドル覇権」の始まりには金がある。18世紀に産業革命が起きた中、以前までの取引手段の金のほかにもう少し容易に使用できる貨幣が人気だった。銀行にお金を預ければ同じ価値の貨幣に交換された。当時の世界貿易を掌握した英国の貨幣ポンドが基軸通貨(国際間金融取引基本貨幣)として使用された。

1914年に第1次世界大戦が始まり、英国は戦争資金を確保するためにポンドの発行を増やした。貨幣の価値は落ち、不安を感じた人々はポンドを金に変えた。英国は金が不足し、金本位制度(金と貨幣の一定量を等価関係で維持)を放棄した。1944年、世界主要国は当時の世界の金の80%を保有する米国の貨幣ドルを基軸通貨に決めた。

 
1960年にベトナム戦争が始まった。米国は15年間続いた戦争の資金確保のためにドルを無制限に刷り、結局、金も不足することになった。1971年に米国も金本位制度を放棄した。ドルは金と引き換えることができる兌換貨幣でなく、不換貨幣(フィアットマネー)になった。1974年に米国はサウジアラビアの国家安全保障の責任を負う代わりに石油輸出代金をドルで受けるよう協定を結んだ。紙幣はペトロダラー(オイルマネー)となり、現在まで世界基軸通貨だ。

最近、米国は物価安定を理由に政策金利を攻撃的に高めている。過去6カ月間に3%も引き上げた。ところでが金利引き上げ以外に物価安定のための特別な措置は見られない。例えば中国を狙った高い関税は相変わらずだ。貿易障壁縮小は上昇する物価を抑えるための強力な措置に挙げられる。エネルギー問題も迎えているが、化石燃料産業を排斥する態度も相変わらずだ。

それでも依然として米国は追加利上げを予告している。全世界が米国の急激な利上げに苦しんでいるにもかかわらずだ。すでに韓国ウォンは過去3番目の安値水準となっている。このため貸出金利上昇、消費萎縮、景気沈滞などの副作用が表れている。

ドル覇権のマイナスの効果が続けば、結局、亀裂が生じる。世界貿易決済の70%を占めるドルの価値が1%だけ下落しても各国の資産減少は天文学的な額になる。世界経済が混乱に陥れば結局、米国も被害を避けられない。1つを得るために全体を失っていないか省みる時だ。

チェ・ヒョンジュ/金融チーム記者

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