韓国の限界企業、OECDで6番目…経済危機の「雷管」にも
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.16 08:32
韓国国内で唯一の太陽光インゴット・ウェハ(太陽電池製造用素材)製造会社、熊津エナジーは先月、経営難を乗り越えられず破産した。中国企業などの追撃で赤字が累積した中、金融費用の負担に対応できなかった。業界関係者は「国内で唯一のインゴット・ウェハ製造会社が破産し、今後、中国産に依存するしかないのが実情」と憂慮した。
最近の世界的な景気沈滞と急激な利上げで利子も返済できない限界企業が追い込まれている状況だ。韓国の限界企業の比率は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち6番目に高い。専門家らは限界線上の企業にドミノ崩壊が生じる場合、金融機関の不良債権などにつながる「危機の雷管」になると警告する。