韓国の対中投資に脅しをかけ…米、台湾の50億ドル規模の半導体工場横取り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.08 11:15
レモンド米商務長官が6日、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューを通じ、韓国に新規工場を検討していた台湾の半導体メーカーを説得して米国に投資を誘致した事実を明らかにした。レモンド長官はこの日ホワイトハウスで、いわゆる「CHIPS法」について説明しながら韓国など海外の半導体企業を狙って「中国に投資すれば支援金を回収する」という脅しもかけた。
◇グローバルウェーハズ、通話から2週間で「米工場建設」発表
レモンド長官はこの日同紙が公開したインタビューで、米国の先端産業を守るための米商務省の成果を説明しながら、6月に台湾の半導体メーカーで世界3位のウエハーメーカーであるグローバルウェーハズと接触した事実に言及した。当時グローバルウェーハズは2月に50億ドルを投じてドイツに工場を建設しようとしていた計画を断念し代替用地を探していた。レモンド長官によると、グローバルウェーハズの徐秀蘭最高経営責任者(CEO)は6月の電話でレモンド長官に「米国の補助金がなければ建設費が3分の1水準である韓国に工場を作る」と話した。