米国の雇用好調に緊縮加速化懸念…ウォン相場一時1ドル=1352ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.01 07:01
「パウエルショック」と米国経済指標好調でウォンの下落が続いている。2日ぶりに取引時間中に年初来安値を再び塗り替えた。米国の雇用指標が好調を見せ景気鈍化への懸念が減り米国が緊縮のアクセルをさらに強く踏み込むかもしれないという懸念のためだ。力を増すドル高の流れと反対にウォンはすっかり力を失っている。
31日のソウル外国為替市場でウォン相場は前日より3.30ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1350ウォンで取引を開始した。その後一時1352.30ウォンまでウォン安が進み、2営業日ぶりに取引時間中に年初来安値を記録した。金融危機当時の2009年4月28日に記録した1356.80ウォン以降で最も低い水準だ。午後に入り下落傾向が落ち着き前日より9.10ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1337.60ウォンで取引を終えた。