「プーチンの頭脳娘」の暗殺犯に指名された女性要員…ウクライナ「クレムリンのショー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.24 10:14
「プーチンの頭脳」として知られるアレクサンドルドゥーギン氏の娘・ダリヤ氏(30)暗殺事件に関連し、22日(現地時間)ロシア連邦保安庁(FSB)が事件の容疑者としてウクライナ軍部隊出身のナタリア・ウォウク氏(43)という女性を名指した。20日午後、モスクワ郊外の高速道路で車両爆発が発生してダリヤ氏が死亡してから2日ぶりだ。外信は、FSBが捜査着手翌日に容疑者の身元を公開した点とウクライナ秘密要員がロシアの国境をそれほど簡単に出入りする可能性が小さいという点から専門家は同日発表を信じられないと伝えた。
テレグラフ、ニューヨークタイムズ(NYT)などによると、FSBは今回の車両爆弾事件を「ウクライナの情報機関が準備して実行した」と主張した。FSBは容疑者のウォウク氏がウクライナのアゾフ連隊出身で、事件直後にエストニアに向かったと明らかにしたとガーディアン紙が報じた。ロシアがウクライナ内の極右主義団体とされるアゾフ連隊は、2014年ロシアのクリミア半島強制合併の際、民兵隊から出発して現在正規軍として編成されている。