ウォンの購買力も下落し2013年水準に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.23 06:55
購買力を基準としたウォンの価値が2013年水準まで下落したことがわかった。「ビッグマック指数」で比較したドルに対するウォンの価値水準も関連統計の集計を始めてから最も低かった。米国の急激な金利引き上げの余波でドルが高くなり、これに伴うウォン相場の変動幅が他の国に比べて大きかったためと解説される。
国際決済銀行(BIS)が22日に明らかにしたところによると、6月基準でウォンの実質実効為替相場(2010年=100)は102.04を記録した。3月に2013年7月の101.95以降で最も低い101.99まで落ちてから劣勢を維持している。実質実効為替相場とは60カ国の物価と貿易比率を考慮した購買力を基準として各国の通貨の実質的価値を示す指標だ。この数値が高いほど他の国の通貨に比べ購買力が大きいことを意味する。ウォンは通貨危機当時の1998年1月に72.32を記録し1994年の関連統計集計開始後で最も低い値を記録した。