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慰安婦被害者の李容洙さん、韓国国会事務局を暴行容疑で告訴の方針

ⓒ 中央日報日本語版2022.08.19 10:58
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慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが22日、国会事務局所属の警護責任者を暴行容疑で告訴する予定だ。国会事務局所属の警護員は4日、米国のナンシー・ペロシ下院議長が国会を訪問した際、李さんに対して過剰警護をし、これが問題になっていた。



 
当時李さんは慰安婦問題を速かに解決してほしいという趣旨の書簡をペロシ議長に手渡すために国会の近くで待っていた。一部の警護員がペロシ議長の動線から李さんを遠ざけようとし、この過程で李さんが車椅子から振り落とされてしまった。

事件当時李さんは血圧が大きく上昇するなど精神的ショックを受けて病院に入院した。現在は退院した後に自宅で安静を取っている。

国会事務局は「国際的外交行事で事前の約束ない面談をしようとするのは外交的儀典の欠礼」としながら「行事場所の出入りが許可されていない人員は原則上統制する」という立場を明らかにした。また、国会事務局長と警護担当者が李さんのもとを訪ねていって、その後面談の約束をするなど礼を尽くしたと説明した。

だが、李さんは国会からきちんとした謝罪を受けることができなかったと主張している。李さん側の関係者は「事件発生直後、朴ギョン美(パク・ギョンミ)国会議長秘書室長が一時訪ねてきて挨拶してからは安否を尋ねる連絡さえなかった」とした。また、現場で国会事務局長を見た人もなく、その後の面談の約束も聞いてはいないと話した。あわせて「誠意ある謝罪を受けるために告訴状を提出する考え」と説明した。

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