韓国政府と被害者側の対立…こじれる「強制徴用」解決法
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.16 16:50
韓日関係改善を掲げて強制徴用問題の解決策を設けようとしている韓国政府と被害者の間の内紛が深まっている。2018年の大法院(最高裁)判決で勝訴した梁錦徳(ヤン・グムドク)さんと金性珠(キム・ソンジュ)さんの代理人が最近現金化要請を審理中の裁判所に早急な手続き履行を要請する準備書面を提出してだ。
被害者代理人が提出した準備書面には、三菱重工業の韓国内資産(特許権、商標権)に対する現金化措置をめぐる迅速な結論を促す内容が盛り込まれた。韓日両国はこれに先立ち首脳間の親書交換と韓日外相会談などを通じ、現金化措置を「レッドライン」と設定したが、被害者側からは迅速な現金化が必要だという立場を強調したものだ。