「ペロシ議長と李容洙さんは会うべきだった…韓米が一つになれば日本も変わる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.15 08:26
「米国のナンシー・ペロシ下院議長が訪韓した時、李容洙(イ・ヨンス)さんとが会えるように周旋するべきだった。慰安婦イシューは韓国の立場で、米国の世論の力を借りて韓日間の問題に近付くことができる重要なアジェンダだ。(米国で)人権に優先する政治・外交イシューはない」
「米州韓国人有権者連帯(KAGC)」のキム・ドンソク代表(64)は11日、中央日報紙との電話インタビューでこのように述べた。キム氏は2007年米下院の「慰安婦決議案」通過のために全方向で奔走した米国内の韓国人団体要人の一人だ。日系のマイク・ホンダ当時下院議員が発議した慰安婦決議案は、第2次大戦当時、日本軍慰安婦強制動員に対する日本政府の公式的な謝罪と歴史的責任を要求している。
キム氏は「ペロシ議長と李容さんはこれまで2回会った」とし「下院の決議案通過当時の議長で、ペロシ議長がこれまでワシントンで韓国の政治家と会うたびに決議案通過をいつも誇らしく語っていた点から考えると、2人が会うことはそれ自体で意味あることになった」と述べた。今月4日にペロシ議長が訪韓した際、李容洙さんは国会で待っていたが、国会は「事前の約束がなかった」ことを理由に李容洙さんの接近を遮断した。