自宅指揮・カードニュース問題…尹大統領の初めての災難対応に批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.12 09:20
国家災難状況の対応は総責任者である大統領の評価に直結する。115年ぶりの記録的な豪雨で就任後初めての災難状況に直面した韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領だが、政界と民心の評価は好意的でない。
最も批判が多かったのは「自宅指揮」だ。尹大統領は豪雨となった8日晩、ソウル龍山(ヨンサン)大統領室から退勤し、ソウル瑞草洞(ソチョドン)の自宅で豪雨関連の報告を受けて指示を出した。尹大統領の指揮は翌日午前3時まで続いた。過去の大統領は豪雨など災難状況が予想されれば青瓦台(チョンワデ、大統領府)の地下バンカーにある国家危機管理センターに移動した。センターでは災難関連の各種状況が集計され、各部処と画像会議も可能なシステムが構築されている。ところが尹大統領は龍山大統領室の国家危機管理センターに移動せず、自宅から電話で指示をしたというのが批判の核心だ。