尹錫悦（ユン・ソクヨル）韓国大統領を殺すという脅迫のコメントがオンラインコミュニティーに載せられ、警察が捜査に着手した。

警察によると、ソウル城東（ソンドン）警察署はあるコミュニティーに「尹錫悦を殺害しようと火炎瓶を作った」というコメントがあるという通報を受け、作成者を追跡しているという。警察はこの掲示物の作成者に脅迫など容疑を適用できるかどうかを検討している。

最近オンライン上には尹大統領にテロを加えるという内容のコメントが相次いでいる。７日、あるコミュニティーに「尹錫悦を暗殺する方法」と題した書き込みがあった。作成者は「計画はすべてある」として必要金額も書いていた。

先月、瑞草（ソチョ）警察署はコミュニティーに「就任式に手榴弾テロをする人を求める」と書き込んだ疑いで２０代のＡを書類送検した。

同じ月、仁川（インチョン）ではオンライン株式投資の掲示板に「龍山（ヨンサン）に行く」「弾丸６発が残っている」など尹大統領テロ暗示文を載せた４０代の男が捕まった。

６月には１０代の男が尹大統領夫人・金建希（キム・ゴンヒ）氏のファンコミュニティーに尹大統領の自宅にテロをすると書いて書類送検された。

次期大統領身分だった３月にも尹大統領請負殺人を謀議する内容が「女性時代」などのコミュニティーに掲示され、警察が捜査に着手した。

同じ時期、「５月９日までに請負殺人を雇用したい」「フィリピンの請負殺人を依頼してはいけないのか」など、尹大統領暗殺を謀議して費用関連の情報を共有する内容のコメントが相次いで登場した。