「ペロシ訪台飛び火」で日中会談が終盤で中止…韓日外交トップは会った
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.05 08:18
韓国・日本・中国外相が一堂に会していたものの、韓日は会う一方で日中は対面会談が急遽(きゅうきょ)中止になった。4日(現地時間)、カンボジア・プノンペンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(韓日中)外相会議でのことだ。
共同通信や時事通信など日本メディアによると、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官と日本の林芳正外相はこの日午後、二国間会談を行った。当初、日本政府与党の自民党外交部会からは韓国の独島(トクド、日本名・竹島)付近の海洋調査を理由に「日韓外相会談に日本が応じるべきではない」という主張があったものの、この日午後2時31分から約30分間、林外相はプノンペン・ソカホテルで朴長官と会った。外務省はこの日の会談は事前に決まっていなかった追加日程だと明らかにした。
時事通信は韓日外相会談で両国懸案である歴史問題が扱われたと報じた。7月に訪日した朴長官は林外相と会った席で「強制徴用判決に関連し、現金化が行われる前に望ましい解決方案が出てこれるようにする」と発言したことがある。時事通信は今回の会談で両外相が強制徴用問題など両国の懸案について早期解決を目指して協議を加速させることにしたと伝えた。