【コラム】ユネスコ世界遺産…「日本、遺産登録に先立って懺悔から」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.03 10:08
「世界遺産は私たちが先祖から受け継ぎ、今日その中に住んでいて、今後子孫に譲らなければならない資産だ。自然遺産と文化遺産はどれも他の何にも代えがたい、私たちのいのちとインスピレーションの源泉だ。(中略)世界遺産という特別な概念が現れたのは、この遺産が特定の所在地と関係なく、すべての人類に属する普遍的な価値を持っているためだ」〔「世界遺産紹介」国連教育科学文化機関(ユネスコ)韓国委員会〕
これまで日本政府が心血を注いできた新潟県の佐渡金山の世界文化遺産登録が当面延期される見通しだ。世界遺産に登録されるためにはユネスコに推薦書を提出し、諮問機関の審査を経ることになるが、日本の場合、推薦書の一部が不備だと判断され、審査段階に進むことができなかったという。一応、韓国としては一息ついた格好だが、日本政府が2024年を目標に再び手続きを推進するという計画ということで、韓国の国民的関心と政府の外交的努力が要求される。