韓国、下半期に0%成長でも今年2.4%の成長は達成の見込み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.01 08:22
韓国経済が上半期に3%近く成長し今年2%台中盤の成長率を守る可能性が大きくなった。企画財政部と韓国銀行などが先月31日に明らかにしたところによると、上半期の実質国内総生産(GDP)は昨年上半期に比べ2.9%増えたと推定される。1-3月期の実質GDPが前四半期比0.6%増加したのに続き、最近公開された4-6月期GDP成長率が0.7%と市場の予想を上回る実績を達成したおかげだ。
算術的に7-9月期と10-12月期にそれぞれ前四半期比0%の成長率を記録しても今年の成長率は2.4%を記録する。マイナス成長さえしなければ「今年2%中盤程度」(李昌ヨン韓国銀行総裁)という予想の範囲内には入ることになるわけだ。7-9月期と10-12月期にそれぞれ前四半期比0.3%ずつ成長するならば今年の成長率は2.6%を記録することになる。これまで内外の経済環境が悪化しているが、新政権が経済政策方向を通じて提示した見通しを達成することになるのだ。