韓国、「BA.5」と「BA.2.7」が当時に登場…ピーク2回のフタコブラクダ型流行の恐れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.18 06:52
韓国では伝播力と免疫回避力が高いオミクロン下位系統「BA.5」が急速に拡散しており、週末も新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)新規感染者が4万人台を記録した。当局は当初「BA.5」を基準として一日最大20万人の感染者が発生する可能性があると予告していたが、最近新型コロナウイルスのうち最悪と評される別名「ケンタウルス(BA.2.75)」の流入まで確認されて状況は悪化の一途だ。「BA.2.75」が勢力を次第に広げていく場合、短期間にピークを2回迎えるフタコブラクダ型の流行が現れて、流行規模が大きくなり、期間も長くなるかもしれないとの展望が出ている。
韓国中央防疫対策本部の集計によると、17日新規感染者数は4万342人で、前日(4万1310人)に続いて4万人台を記録した。日曜日の発表を基準としてみると、今年4月24日(6万4695人)以降、12週ぶりに最も多くなっている。1週間前の10日(2万397人)に比べて約2倍増えて「ダブリング」現象も続いている。