「安倍不在、短期間に韓日関係進展の可能性は高くない」=韓国専門家分析
ⓒ 中央日報日本語版2022.07.14 15:18
韓国国家安保戦略研究院のキム・テジュ博士は研究院が11日の発行したイシューブリーフ371号「安倍元首相の死と変化の岐路に立った日本政局」で「安倍氏の不在が短期間に韓日関係の進展につながる可能性は当面高くないとみられる」と明らかにした。
キム博士は「韓国に対する日本の現在の立場を主導してきた安倍氏の死は今後の韓日関係に微妙な変化の流れを形成する契機になりはしても、自民党の対内外保守勢力の規模と保守化を考慮するとその程度は制限的だろう」と予想した。
キム博士は「韓国との慰安婦問題、そして強制徴用賠償判決などで韓国との葛藤状況に対する輸出規制という強硬政策を強行した安倍氏の不在で、岸田氏は韓日問題に集中するよりも自身の党内における政治的リーダーシップ固めに注力するものとみられる」と分析した。