【コラム】平和憲法改正、安倍氏のライフワークは死後に実現するのだろうか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.13 11:15
安倍晋三元首相が誰も予想できなかった悲運の最後を迎えた後、10日に行われた参議院選挙で執権自民党が圧勝を収めた。事前に予想されたとおりではあったが、安倍氏の悲運が保守勢力を結集させて票差をさらに大きく広げたという分析が有力だ。これで自民党を含む改憲に賛成する4政党の議席数を合わせると、衆議院と参議院ともに改憲案発議要件である3分の2を余裕で越えることになった。岸田文雄首相は「安倍元首相の意志を継いで、できるだけ早く発議をし、国民投票に結びつけていく」と公言した。政治家・安倍氏の念願が果たして彼の死後に実現されるのだろうか。
◆安倍氏の改憲への執念と現実主義