欧州でも猛暑、山頂が10度…アルプス山脈の氷河崩壊
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.05 10:21
世界各地が異常気象による自然災害に苦しんでいる。イタリア北部アルプス山脈のドロミテ最高峰マルモラーダ(海抜3300メートル)一帯で3日、氷河が崩壊し、少なくとも6人が死亡、19人が行方不明になった。イタリア当局は初夏の猛暑で山頂の気温が10度を超え、氷河の一部が崩壊したと推定している。マルモラーダはこの数年間に氷河が急速に解けて消えている。
イタリア極地科学研究所(CNR)研究センターの専門家らはAP通信に「氷河の大部分はすでに解けている。今後25-30年以内に完全になくなるだろう」と話した。