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【グローバルアイ】2つの顔の中国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.05 10:08
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先月28日、習近平中国国家主席が武漢を訪れた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が発生してから2年ぶりだ。最後の勝利までゼロコロナを実行する能力と実力があると述べた。「人口の多い中国がもし『集団免疫』『タンピン(寝そべり)』のような防疫政策を行うなら、その結果は想像できない」とし「一時的に経済発展に影響を及ぼしても人民の生命と健康に害を及ぼすことはできない」と述べた。また「ゼロコロナは党中央が確定した」とし、経済ではなく政治問題であることを明確にした。

北京第一人者の蔡奇氏も出た。先月27日、市の党大会政治報告で「揺るぎなくゼロコロナ堅持」を宣言した。政治よりは未来5年の青写真を入れた綱領性の文書だ。党中央に従うという忠誠の誓いだ。

 
すると14世紀「ゼロペスト(黒死病)」で防疫成功のパラドックスに陥った明国を扱った歴史本2冊が膾炙している。京都府立大学の岡本隆司教授は5月に出版した『明代とは何か』で「明を建国した朱元璋は天子・皇帝として庶民まで直接掌握を究極の目的とした」とし「教育勅書である六諭は『毛沢東語録』『習近平思想』のような洗脳(indoctrination)につながる」と書いた。著者は「明王朝300年間の政治・経済・社会体制が現在と構造的につながっている部分が少なくない」とし「現代中国が今のような体制と言動をするのも歴史的背景と遺産によるもの」とした。

中国の学者も明に注目している。社会科学院の趙現海研究員は『十字路口的明朝』(原題、2021)で「二つの顔の中国」という分析の枠組みを提示した。「当時民間は世界経済と文化を先導したが、政権は新しい思潮に惑わされることなく巨大な伝統と慣性に固執した」とした。明末期の中国江南地域の商品経済は初期世界化された経済システムを先導していたが、政治は辺境の危機が呼んだ財政危機で農業税を引き上げたことが原因で、社会不安や軍隊・農民の蜂起を引き起こした。社会の繁栄と国家の衰退、民間の活力と政治の硬直化を慢性的な中国の二つの顔だと描写した。

香港の評論家、袁弥昌は岡本と趙を引用して「習近平と李克強がそれぞれ政治と経済を強制的に分けてさらに対立している裏面を見ると、過去の王朝の古い道に向かっているようだ」と突いた。中国の歴史はこれまでずっと政治が経済を圧倒してきた。新冷戦の開始という今でも変わらない。中国は歴史の輪廻を克服することができるだろうか。これは中国の課題であり人類の宿題でもある。

シン・ギョンジン/北京総局長

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