自動車競走大会であるフォーミュラ１（Ｆ１）の元会長バーニー・エクレストン氏がウラジーミル・プーチン露大統領を最上級人物だと評価し、プーチン氏のためなら弾丸でも撃たれることができると発言して論議を呼んでいる。

エクレストン元会長は３０日（現地時間）、英国ＩＴＶ放送インタビューでプーチン氏をまだ友人だと感じるかとの質問を受けてこのように答えた。エクレストン氏はロシアのウクライナ侵攻に関しては「皆時々失敗する」としてプーチン氏は国民のために正しいことだと信じただろうと防御した。同時に、ウクライナのゼレンスキー大統領がプーチン大統領との対話で戦争を防ぐことができただろうと話した。

１９３０年生まれであるエクレストン元会長は１９７８年から２０１７年まで４０年間、世界最高権威の自動車競走大会であるＦ１の会長を務めた。プーチン氏とは２０１４年ロシアがグランプリを開催することで親交を深めた。Ｆ１はその後声明を通じて「これはエクレストン元会長の個人的な見解であり、今Ｆ１の立場とはきわめて対照的だ」と一線を画した。