韓国莞島で行方不明の家族の車が海の中から発見…その日夜11時最後の姿
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.29 07:08
済州道(チェジュド)に体験学習に行くとして全南莞島(チョンナム・ワンド)で行方不明になったチョ・ユナちゃん(10)家族が乗っていたアウディ車両が莞島のある船着き場の近くで発見された。警察はアウディ車両が最後に向かった姿が映された閉回路テレビ(CCTV)の映像に基づいて捜索を繰り広げた。チョちゃん家族が乗っていたと推定される車両が撮られた船着き場はチョちゃんの父の携帯電話の信号が最後に残っている基地局付近だ。
28日、光州(クァンジュ)警察庁などによると、その日午後5時12分ごろ全南莞島薪智面(シンジミョン)の松谷(ソンゴク)港防波堤から80メートル程度離れた網仕切り式養殖場付近の水中からアウディ車両が発見された。警察関係者は「該当車両は水深10メートルの位置でひっくり返された状態で全面部が泥に覆われたまま発見された」として「チョちゃん家族が乗っていたアウディ車両とナンバープレートが一致することを確認した」と話した。また、「トランクで旅行カバンを確認したが、海の中が暗く、スモーク・フィルムが濃くて車の中に人がいるかは車両を引き揚げしなければ確認ができないとみられる」と明らかにした。警察は海上警察と協力して29日午前10時ごろ車両を引き揚げする計画だ。