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【私は告発する】尹大統領支持者すら「妻のせいでだめになる」…金建希夫人に向けられた激しい女性嫌悪(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.28 12:03
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大統領嫌いな人たちからその夫人が悪口を言われる身になったのはもちろん金夫人が初めてではない。私が若かった時は全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領のはげ頭と李順子(イ・スンジャ)夫人のしゃくれたあごをまとめて嘲弄するのが意識ある学生だった。文在寅前大統領の金正淑(キム・ジョンスク)夫人が好んで着た多くの海外ラグジュアリーブランド服と頻繁な海外訪問もあまりに当たり前な糾弾対象だった。男性政治家を攻撃する目的でその配偶者を侮辱するのはわずか十数年前まで女性蔑視が息をするように自然だった韓国社会では古典的伝統だった。このすべての脈絡に照らしてみても金夫人に対する関心と干渉は過度だ。

生きている権力者の子女の入試不正を公正に捜査して名声を得た検事出身政治家の妻なのに金夫人本人もやはり経歴と学閥を膨らませたという原罪がある。すでに本人が認めて公式に謝罪した。ところがここに激烈な扇動家がでたらめにまき散らした過去のデマが重ねられ、母親の複雑な訴訟まで絡まったため「不正な手段で成り上がり権力者との婚姻で保護幕を張った」という最悪のイメージが作られた。金夫人をいつ爆発するかわからない爆弾扱いする多くの人はこうしたイメージを根拠に懸念を示す。現政権支持者さえも大統領なしで1人で大統領専用機に乗りインドでタージマハル観光に行った前大統領夫人を非難するよりもさらに勢いよく「資格なく最上位の権力に上がったなら浮かれずに息だけしながら生きろ」と叱り飛ばす。「夫がとても憎くて妻も顔を見たくない」ということが歴代大統領夫人に向けられた非難だったとすれば金夫人は完全な夫の前途に灰をまく女という不信が追加された格好だ。

 
事実であってもそうでなくても大衆に一度刻まれたイメージはなかなか改善されにくい。低価格の服を着れば飾り気がないとののしり、高価なブランド服を着れば違和感を作るとののしるのだ。韓国社会が権力者の妻を嘲弄しこき下ろすのは、個人に対する人格冒とくではなく堂々とした政治的意見表出という奇怪な集団意識がある上に、人間とは有名人の悪口を言いながら癒しを得る存在のため、金夫人の将来はイバラの道となる可能性が大きい。しかしウジが恐いからと味噌を仕込めないのではない。大統領夫人の役割を、大統領を裏で静かにサポートする内助にだけ限定するのは21世紀の韓国では正しくない。これまでの行動を見れば金夫人もやはりそうするつもりはないように見える。

ただ大統領夫人の役割を公式なシステムで透明に進めたら良いだろう。「(令夫人担当)第2付属室廃止」の公約をひっくり返すのが難しいならば米ホワイトハウスのようにホームページに大統領夫人の日程を公開するなど他の方法をいくらでも探すことはできる。大統領夫人に忍び寄る恐れのある本当の危険は隠されたカーテンの裏にある。人事に影響力を行使し国政に介入するだろうという形の懸念を払拭させる次元からでもすべての活動を公開すれば良い。

金建希夫人の武運を祈る。地位と権力を離れ女性として耐えがたい悪辣な中傷に苦しめられ今後も苦しめられる人に、ただ同じ女性として感じる同志愛だ。最も低いところに引きずり下ろされ攻撃を受け傷ついた経験をぜひこの社会の低いところで苦痛を受ける弱者に共感し、彼らを抱きしめるのに活用すれば良いだろう。「痛みの分だけ成熟せよ」という助言を普通の人にするならば「他人のことだから簡単に言うね」と言われかねないが、金夫人は大統領夫人ではないのか。その地位には多くのことができる力がある。その力で、貝が体内に取り込んだ砂から真珠を作るように、試練を宝石に変えることを望む。

オ・ジニョン/作家・翻訳家

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