「中国に頼るばかりではダメだ」…韓国化粧品業界、北米・日本市場に多角化(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.17 11:33
実際に、最近、韓国のメーキャップ化粧品中小企業などが日本で良い反応を得ている。日本の代表的なコスメ・美容サービス「リップス(LIPS)」で韓国ブランド「ロムアンド(Rom&nd)」のまつげ栄養剤・マスカラ・リップティントなどがカテゴリー別1位を占めるかと思えば、「キューテン(Qoo10)」「楽天」など日本のメイン電子コマースチャンネル内で国内のヴィーガン化粧品ブランド「アミューズ(AMUSE)」のリップティント製品が売り上げ上位にのぼったこともある。
化粧品業界の新開拓地として北米が浮上するのはかつての化粧品輸出の大きな割合を占めた中国市場の不確実性が次第に大きくなっているという理由がある。もちろん、韓国化粧品業界にとって中国の重要度は高い。関税庁によると、昨年韓国化粧品(HSコード3304)の全体輸出額76億6063万ドル(約8億円)のうち中国が占める割合は41億3160ドルで半分を上回った53%だ。