「秋まで遅延? 想像したくない」…エラー点検に入った韓国型発射体「ヌリ号」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.17 06:54
打ち上げが延期された韓国型発射体(ヌリ号・KSLV-Ⅱ)の作動異常の原因分析のための手続きが始まった。
韓国航空宇宙研究院のコ・ジョンファン韓国型発射体事業本部長は16日午後、オンラインブリーフィングを開いてヌリ号点検現状を説明した。今後の発射日程はまだ決まっていない。問題原因により打ち上げ日程が相当期間先送りされる可能性も提起される。「2回目の打ち上げ日程に梅雨が考慮されるか」という取材団の質問にコ本部長は「秋まで遅延されるのは想像したくない」と話した。
航空宇宙研究院側はこの日午前8時30分からヌリ号の組み立て棟への移送以降点検に向けた準備作業に着手した。ヌリ号は15日午後5時、第2発射台から組み立て棟に再移送が決定され、当日午後10時30分ごろ組み立て棟への移送を終えた。コ本部長は「点検準備作業を終えた後、16日午後からヌリ号の内部点検に入った」と明らかにした。