<インタビュー>韓国外交長官「韓日の懸案解決、包括的に」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.13 09:52
「最近、北が戦術核兵器を使用することもあり得ると脅迫し、南北関係の基本的な性格が変わった。北は韓国の安保を露骨に脅かし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は北の核を実存的な脅威として受け止めている」。
韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官が10日、中央日報のインタビューで「国民が安心し、国民を守ることができる対北政策が必要だ」とし、このように明らかにした。
北朝鮮の7回目の核実験が近づく中、朴長官が「南北関係の本質的変化」と「実存的な脅威」を規定したのは、北朝鮮の核兵器がいつでも韓国に向けられる可能性があるという悪化した安保認識に基づく。北朝鮮の非核化意志を信頼できるという前提で対北朝鮮政策を進めてきた文在寅(ムン・ジェイン)前政権と最も大きく異なる部分だ。朴長官は非核化交渉が行われる場合は北朝鮮の「核申告」が初期にあるべきという立場も明らかにした。