変わった顕忠日…尹大統領、韓国戦争を「共産勢力の侵略」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.07 11:20
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の顕忠日は文在寅(ムン・ジェイン)政権の顕忠日(殉国・戦没者追悼の日)とは違った。尹錫悦大統領は6日午前、国立ソウル顕忠院で開かれた第67回顕忠日追悼式で「北朝鮮」を直接狙って強力な対北朝鮮抑止力を強調した。1年前の顕忠日追悼式で文在寅前大統領が「北朝鮮」に一度も言及しなかったのとは対照的だった。
この日、雨が降る中で演壇に立った尹大統領は「今のこの瞬間にも北の核とミサイルの脅威は高度化されている。北の核・ミサイルは韓半島(朝鮮半島)だけでなく北東アジアと世界の平和を脅かすレベルに達している」とし「わが政府は北のいかなる挑発にも断固として厳正に対処する」と述べた。続いて「北の核とミサイルの脅威を抑止しながら、より根本的で実質的な安保能力を備えていく」とし「わが国民の生命と財産を守るのに一寸の隙もないようにする」と強調した。